日本写真測量学会北海道支部


平成18年度現地見学会

 平成18年5月27日に現地見学会を開催致しました。
 当初の予定では、「空からみる北海道の湿原」をテーマに、雨竜湿原やマクンベツ湿原、美唄湿原、月形湿原をめぐるフライトでしたが、実施する時期には、メインとなる雨竜湿原の様子が積雪の為に見ることが出来ない為、豊浜トンネルや有珠山等の過去の災害現場をめぐるコースに変更されました。


フライトコース
 丘珠空港 → 豊浜トンネル(岩盤崩落) → 小泊(地すべり) → 有珠山(噴火)
 → 薄別(地すべり)→ 豊平峡ダム → 定山渓ダム → 丘珠空港

 [飛行コース地図]

見学会の写真
 出発前の写真です。
 バックの飛行機(セスナ206:6人乗り)に乗り、色々な所を空から見学しました。
 離陸して、札幌市内上空を飛行中に、小学校(?)の運動会の様子を見ることができました。
 豊浜トンネルの岩盤崩落箇所です。1996年(平成8年)2月10日に岩盤崩落が発生しました。現在、車で現地に向かうことは難しいですが、空からの現地見学会ではかなり近づくことができます。
 有珠山の様子です。2000年(平成12年)3月31日に噴火が起きた有珠山は、現在でも煙を出している箇所があります。
 豊平峡ダムです。1972年(昭和47年)の札幌オリンピックの開催年に完成したダムです。紅葉の時期だともっと綺麗に見られたと思います。