平成27年度 第34回学術講演会
(発表資料は「会員ページ」にてダウンロードできます)
平成28年3月4日(金)に、かでる2・7(札幌)にて標記講演会を開催致しました。
今回は、学生から7本、一般から4本の計11本の多岐にわたる講演発表がございました。
学部生部門では論文賞の選考・授与を行い、北海道大学農学部の野田萌様が論文賞を受賞されました。おめでとうございます。
もちろん、他の学生の発表も、短い発表時間内に密度濃く纏められたすばらしいものでした。質疑応答でもしっかりとした受け答えを
されており、様々な課題を乗り越えてしっかりと作り上げた研究成果だと感じました。学生の皆様、お疲れさまでした。
一般部門では、UAV観測、航空写真解析、MMSによる測量・設計業務への応用、衛星画像解析と様々な研究・事例を紹介頂きました。
各講演発表の後には多くの方が質問をされ、会場は大いに盛り上がりました。
学部生部門論文賞受賞者
「合成開口レーダによる畑作物の生育情報取得に関する研究」
北海道大学 農学部 野田 萌さん
おめでとうございます
年度末のお忙しい時期にもかかわらず、74名(支部会員:20名、一般:54名)の方にご参加頂き、大変盛況でした。
また、その講演会後の懇親会にも25名の方が参加され、遅くまで色々な議論をされておりました。
本当に沢山の方々にご参加頂き、誠にありがとうございました。
<日 時> 平成28年3月4日(金)
<場 所> かでる 2・7 7F 730 会議室
札幌市中央区北2条西7丁目
<特別講演会> 14:00〜18:00(参加費無料)
−プログラム−
[学部生部門] 14:00〜15:25
「合成開口レーダによる畑作物の生育情報取得に関する研究」
○野田 萌(北海道大学 農学部)
谷 宏・王 秀峰(北海道大学 大学院農学研究院)
山谷 祐貴(北海道大学 農学部)
小林 伸行(株式会社スマートリンク北海道)
望月 貫一郎(株式会社パスコ)
「UAV空撮画像を用いたトウモロコシ圃場における植被率の系時変化の推定」
○渡邊 悠・フラビオ 古川・小川 健太・吉村 暢彦・義平 大樹・片山 雄太(酪農学園大学 農食環境学群)
「台風被害前後の空中写真から作成したDSMの差分による森林風倒地の推定」
○玉利 直樹・小川 健太(酪農学園大学 農食環境学群)
森本 淳子・中川 考介(北海道大学)
三島 啓雄(国立環境研究所)
「生物多様性を考慮した再生可能エネルギー発電施設の適地評価」
○高塚 大・金子 正美(酪農学園大学 農食環境学群)
「マレーシア・キナバタンガン川下流域における植生変化に関する研究」
○稲熊 祐太・金子 正美(酪農学園大学 農食環境学群)
休憩 15:25〜15:30
[院生部門] 15:30〜16:00
「乾燥地におけるDry lake bedの抽出法の検討」
○出村 雄太(酪農学園大学 大学院酪農学研究科)
星野 仏方(酪農学園大学 農食環境学群)
祖父江 侑紀(酪農学園大学 大学院酪農学研究科)
馬場 賢治(酪農学園大学 農食環境学群)
能田 淳(酪農学園大学 獣医学群)
「時系列衛星データを用いた降水に対する植物の応答 - ゴビを事例に -」
○祖父江 侑紀(酪農学園大学 大学院酪農学研究科)
星野 仏方(酪農学園大学 農食環境学群)
出村 雄太(酪農学園大学 大学院酪農学研究科)
能田 淳(酪農学園大学 獣医学群)
ツェデンダンバプレブスレン(酪農学園大学 大学院酪農学研究科)
休憩 16:00〜16:10
[一般部門] 16:10〜17:50
「UAVを用いた十勝岳火口群の熱赤外・可視観測」
○村上 泰啓(北海道開発局旭川開発建設部旭川河川事務所)
森賀 信之・長野 仁彦(株式会社ネクシス光洋)
諸橋 雅幸(旭川開発建設部 治水課)
小林 幹男(旭川開発建設部)
「十勝岳のオルソ画像解析について」
○山岸 宏光・古本 秀明(株式会社シン技術コンサル)
奥野 祐介(株式会社シン技術コンサル・北海道大学 大学院文学研究科)
「MMS取得点群データの測量・設計業務への応用可能性について」
○山本 公志(株式会社エル技術コンサルタント)
進藤 康裕・山本 紀彦(株式会社岩崎 企画調査部 企画開発グループ)
「LANDSAT8衛星による道有林の風倒被害解析と被害把握への活用」
○菅野 正人・佐藤 創・阿部 友幸(北海道立総合研究機構林業試験場)